危機 : 個人の殻を破る機会

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今日わたしは、考え方、習慣や行動、自分に課してきた制限や障害にわたしたちみんなで立ち向かいたいと思います。日常の環境に相当の不快感がなければ、人間のマインドの自然な傾向として現状を維持します。人生や習慣、態度に起こさなければならない変化への気づきは、瞑想とヨガの日々の実修で増していきます。危機的な状況の間、変化する機会は急激に増えます。個人の殻を破ることはこの先の私生活の行程を変えるもので、あなたにとって物事が二度と同じにはならないということを確約します。あなたの内側をどう変えたらよいか気づくためには、マインドは静まっていなければなりません。自分自身に深く潜り、ハートの智慧にアクセスするように。バクティ・マルガのシンプリーメディテーションはマインドからハートへと意識を移し、内部のバランスを養う簡単な一連のテクニックです。

詳細に入る前に、呼吸を意識する短いエクササイズをご紹介したいと思います。このエクササイズは不安、緊張、恐れなどがあるときにいつでも助けになってくれ、自分の中心に戻るのを助けてくれます。瞑想とヨガの基本のひとつは、マインドと呼吸がつながっているということです。パニックになったり恐怖の中にいるとき、呼吸に何が起こりますか?そして心穏やかなときの呼吸はどうでしょうか?ほとんどのときマインドが呼吸をコントロールしていますが、それを逆にして呼吸でマインドをコントロールできると知っていましたか?  

少し時間をとり、背筋を伸ばして座ります。目を閉じ呼吸に耳を傾けます。ゆっくり吸って吐いてを三回繰り返します。呼吸に耳を傾け続けながら、愛を吸い込み、平和  

どんな感じがしますか?マインドを静めるのはとても簡単でしょう?こういう状態なら、殻も破りやすくなります。   

人間のマインドがとても得意なことのひとつは心配することです。未知の将来のこと、変えられない過去のことを心配します。根本的な原因はたいがい恐れです。何かが起こるかもしれないと想像して恐れ、あるいは起こらないかもしれないと恐れます。コロナのケースで言えば、死への恐怖と未知のものへの恐れがあります。恐怖に直面し、識別力と理論で解決できるとき、個人の殻を破る現象が起こります。今この瞬間にわたしたちの誰かに何かが起こりましたか?いいえ。これは用心しないということではありません。それはばかげています。未来の計画を立てないとか、解決策も探さずにただ何もせず座っているだけということではありません。それは怠けているだけです。意味しているのは、貴重なエネルギーを心配することに費やすのではなく、その代わりにエネルギーをポジティブなものに向け解決策を得るということです。確かな事実は、今まさにこの瞬間にわたしたちはみな安全で、将来何が起こるかとは無関係だということです。そうですよね?このことを認識し受け入れるとすぐに、今、この瞬間に生きることがもっと簡単にできるようになります。さらに、与えられた状況の中でできる最大限のことが、最大の努力でできるようになります。

今に生きるとは、どういう意味でしょう?ほとんどの時間わたしたちは自分が永遠に生きるかのように生き、死が人生の中で最も確実なものだということを忘れています。わたしたちはみないつか死にます。死(ある人によってはコロナと同じ)は区別したり差別したりしません。文化的背景、社会的地位、宗教、性別、年齢に関係なく、死はある日訪れます。今に生きるとは、毎日をこれが人生最後の日であるかのように生きることです。

どうしたら人生最後の日であるかのように日々を生きることができるでしょうか?今、呼吸に耳を傾けながら、このことを考える時間をとってみましょう。

ここに、より深い熟考、自己分析、究極的には個人の殻を破るための、各自が問い、正直に答えていく質問がいくつかあります。

こういう状況の中で周囲の人々とどのように話し、振舞っているでしょうか?周りの人との関係をどのように維持するでしょうか?どのくらいの頻度で心から深く気にかけている人たちに、愛していると伝えているでしょうか? 

わたしたち、または誰かは、このような状況の中でどれだけのお金を持っていて、あるいは持っておらず、問題になっていますか?常にお金を追いかけ、お金にわたしたちの人生をコントロールする無制限の権限を与えていませんか?もちろん、わたしたちは生活費を稼ぎ、快適に過ごす必要があります。ですが、どこで線引きしますか?お金とどんな関係性を持っていますか?

このような状況下でも、人生をありがたく思い、感謝していますか?贅沢、健康、自由、家族、友人、その他の価値をどのように測っていますか?自分の持っているものに、十分感謝していますか?

危機的な状況にいる間、おそらくわたしたちが一番最初にすることのひとつは、祈ることですよね?そして、この間どのように祈っているでしょうか?心からもっと大きな誠実さと強さをもって祈ります。ではこのことで「平常」時の祈りの質がどんなものであるとわかりますか?一週間に一度だけ祈ったり、助けが必要なときだけ、願い事があるときだけに祈りますか?行いのすべてに神を見ていますか?もし今やっているように、いつも強く祈り、創造主と深くつながることができたら、神がいつも今わたしたちとともにいてくださり、見守り、聞いてくださっているかのように行動するでしょう。では、毎日行うことのやり方をどのように変えますか?

日々、今を生きられないのはなぜでしょう? 現在やっているやり方に疑問を持ち、今までとは違うより良い生き方にどんな方法があるか問うても、それらを実行できないのはなぜでしょう?その原因は、ただわたしたち自身なのです!

コロナであれ、他のどんな危機であれ、絶対に疑いの余地なく、すべての状況が一時的なのと同じで、時間とともに消え去るでしょう。その過程では得る人もあれば、失う人もいるでしょう。もし正直に上記の質問を分析することができたら、この状況はわたしたちにあるたくさんの選択肢に気付かせてくれるとわかるでしょう。どのようにこのことを、また他のどんな状況をも有意義に利用し、与えられた時間を最大限活用するかは、完全にわたしたち次第です。いつもと同じことをしてこの時間をやり過ごすこともできるし、自分のために賢明に時間を使うこともできます。 

簡単なことではありませんが、難しいことでもありません。ただ着実に行うことと、規律が必要なだけです。マインドは忘れやすいため、継続的に思い出す必要があります。わたしですら、よく日常生活でバタバタしてしまうので、定期的に自分のゴールと方向性を確認する必要があります。常に何か課題があるでしょう。違いは対応するときの気持ちにあります。もし、少なくとも10分から15分の瞑想と自己分析をして、自分自身変えたり、変容させる必要があるところに取り組む習慣を日常的に持てたら、危機の間だけでなく、日々個人の殻を破る力を手に入れるでしょう。


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