霊性の道におけるムドラーの目的

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霊性の道では神の愛を実現することがゴールですが、マインドをコントロールすることと五大元素をマスターすることはこの道においてただの一つのステップにすぎません。五大元素をマスターすることで、すべてのもののつながりがよく見えるようになります。この体と世界が神に近づいていくために存在するということがわかるようになります。この道を深めていくことで、完全な潜在的可能性、つまり神聖な愛を通して神になることに近づきます。

「手のヨーガ」とよく言われているムドラーは、霊性の道において驚くべき道具であります。特に手のムドラーはシンプルですが、数多くある手法の中でもあなたをサポートしてくれる効果的な方法です。

ムドラーとは何か?

ムドラーという言葉は「mudravay」というサンスクリット語からきています。「mud」は歓喜という意味で、「dravay」は、表すとか顕現するという意味です。ですから「ムドラー」は内側にある光、ハートと魂の幸福を表に表し顕現させるという意味になります。その他「 ジェスチャー」とか「印」という意味もあります。ムドラーはサーダナのエネルギーを利用し、体に封印する方法でもあるのです。

どういう仕組みなのか?

ハンドムドラーは自分自身のエネルギーによって、そしてエネルギー的なつながりによって機能するヨガのテクニックです。完全な潜在能力につながるために、わたしたちの内側のそれぞれの元素とエネルギーを活性化します。それはある体内のエネルギーポイントにつながることで起こります。そのポイントでは、エネルギーのバランスをとり、アンバランスを浄化する流れを作ります。

ハンドムドラーは処方箋なしで手に入る薬やビタミンのようなものです。それらを使うのに医者からの処方箋はいらず、通常有害で危険な副作用もありません。多くの些細な問題解決の助けになり、他のことに意識を向けられるようになります。

何ができるのか?

それぞれのムドラーには違った役割があります。一般的には、ひとつのムドラーを長い間実修することもできるし、その瞬間に必要なムドラーを選ぶこともできます。それぞれのムドラーには次ようなメリットがあります。

 

 ●集中力と記憶力を改善する

 ●怒りと不安を減らす

 ●自信を増す

 ●役にたたない欲望を取り除く

 ●心臓の健康をエネルギー的に、そして霊的にサポートする

 ●不眠症の治療に役立つ

 ●霊的な強さを増し、恐れを減らす

 ●自分自身と他人を許すことを助ける

 ●偏頭痛を和らげ、予防する

 ●自分自身にグラウンディングする

 ●願いを叶え、謙虚さを生む

 ●肺の健康をサポートする

 ●食欲と消化の問題を助ける

霊性の道においてどのように助けてくれるのか?

ムドラーをよりよく理解するためには、まず物質世界の全てが五大元素からできているということを理解しなければなりません。空、風、水、土、火です。これらの元素はすべて異なった割合で結びつき、この宇宙に独特のものを創り出します。適切に機能するには、元素間にある調和とバランスがなければなりません。元素間の不調和は元素同士に対立を生み出します。

わたしたちの健康は体内の調和の結果と言えるので、このことは体にとってとても重要です。例えば、すべての細胞は全体の改善のために協力して働かなければなりません。どんな病気や身体的不快感や痛みも、これらの元素間のアンバランスや不調和によって引き起こされます。

行動や思考はわたしたちの内部にある元素のエネルギーとバランスにいくらか影響を与えます。周囲の環境のエネルギーもわたしたちに影響します。食べたり聞いたり関わるすべてが、わたしたちにあるレベルで影響してきます。わたしたちが悟りに達するまで、体の元素とエネルギーはある程度アンバランスです。ムドラーはこれらのエネルギーを効果的に扱い、わたしたちの内部にある元素のバランスをとるのを助けます。

ギャーナ・ムドラー 

バクティ・マルガのコースで教えている多くのムドラーの中のひとつがギャーナ・ムドラーです。

ギャーナ・ムドラーでは、親指(体では火のエネルギー) と人差し指(体では風のエネルギー)をつなげます。これは集中しマインドを静めるのを助けるので、サーダナに集中することができます。

 

    • 風は考えることや、思考、脳を表します。これらは自然界の風の性質をもっています。風がアンバランスのときは、思考もアンバランスです。

    • 火の元素は高め、燃やします。
    • 二つを一緒にすると、火が風の元素を浄化します。
    • これはとてもパワフルで、集中を助け、神の愛を悟る道において最大の障害のひとつであるマインドを静めるのを助けます。
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Jnana Mudra

実修では、上の写真のように、親指の先で人差し指の先を簡単に押さえます。他の三本の指はリラックスさせ、広げて離します。掌を上に向け、手の裏側をももの上に置くことができます。

片手でも両手でもできます。「オーム」を唱え、額にオームを描くか、神の御姿を描いて、無類のサーダナとしてムドラーの実修をすることができます。あるいは、日々の実修に追加して行うこともできます。実修の間、単にムドラーをしているだけでも十分です。

もし、ムドラーを学ぶことに興味がありましたら、地域のアートマ・クリヤ・ヨーガ教師に連絡をとるか、わたしたちのオンライン・コースをチェックしてみてください。


 


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